塩工房

佐渡の塩造りは古代より製造されており、特に奈良時代後半から平安中期に隆盛を極め、佐渡式製塩土器という独自の進化がみられました。『日本紀略』の延暦二十一年(802年)正月の条に『佐渡國の塩百二十石を年毎に出羽國の雄勝城に送る。鎮兵の糧と為す』と記されております。遺跡を調べてみますと、その殆どが旧相川町の西海岸に密集し、夫婦岩の周辺には直径5mもの竈の跡が数箇所ほど確認されております。地形上、大きな川も無く、山に面しており、燃料である薪の調達が便利だった事が起因と推察されます。
 古来よりの製法を踏襲し、佐渡市を記念し『佐渡の塩』を誕生させました。薪を焚き、炎を読み、風に聞きながら、噴き上る滴と対話する。そんな昔ながらのこだわりが、日本海の恵を凝縮させ、風味豊で、まろやかな、甘みのある、ミネラル豊富な自然塩となりました。いにしえ人が造った味に勝るとも劣らない自信作です。

資料ダウンロード

予習用 教材 「佐渡の塩って?」.pdf (2,4 MB)